日記(2) 08/03/2021 ~ 14/03/2022

08/02/2022

明日こそは重い腰を上げないとあれをやる機会がなくなってしまう.

今日はそこそこ早くから起きてアティマクをやった. ホモロジー関係が弱いので(代数幾何やっていてそれでいいのかと思うが, 私は数学をやっていないので特に気にすることではない) 知らない概念に突き当たり, 仕方なく見て見ぬ構えをとることにする. 問題から逃げることが最近多いなと感じる. 

暫く整理していなかったLaTeXのプリアンブルを整理した時, 以前断念した, ハイパーリンクを使って\ref で参照する時にナンバリングだけでなくthorey num... までリンクの影響が及ぶようにすることに挑戦したところ, なぜか知らないが成功した. これで多少PDFが形上見やすくなって満足. 
Vakil のあれは分厚いので飛ばして scheme あたりから読んでいた(読んでない)が, PDFで圏を扱う以上, やはり圏論の章も読むべきだろうと思ったので読んだところ, やはり面白いものを見つけられた. Gro の

The introduction of the cipher 0 or the group concept was general nonsense too, and mathematics was more or less stagnating for thousands of years because nobody was around to take such childish steps …

という発言であるのだが, この発言の全容を知りたく参考文献のサイトをあたって見たところ, リンクが間違っているのか, リンク切れなのか機械のことはよくわからないが, 取り敢えず not found だったので頑張って探した. 参考文献の年代が発言の年代だと勘違いし(発言は戦後直後あたりのものであった.) 探索が難航した.  まあ面白いやりとり, 特に ∞-category (主に∞-groupoid(?))などへのいくつかの見解を見つけられたので結果的にはよかった. Gro はやはり Topos に執心と言いますか, 使命感をもって発展させようとしていたようで, この手紙でもBrown に勧めている(はず). 

Correspondance Alexandre Grothendieck -- Ronald Brown

http:// https://webusers.imj-prg.fr/~georges.maltsiniotis/ps/agrb_web.pdf


文才の欠落およびその嘆き.

09/03/2022

松村可換環論を放り出して永田可換環論で遊んだ。ブルバキ可換代数も読んでみたい。代数幾何より可換代数の方が好きかも。幾何を環論に書き直すのが代数幾何なんだからいずれ愛着が湧くのかもだけど、、、

10/03/2022

本屋に行ってどの出版社の過去問を買うか検討した。

Northcott の ideal theory と Reid の Undergraduate commutative algebra を読むなど。
Ideal theory の方は知っていることが多かったけど、5章の The analytic theory of local ring は知らないことたくさんで楽しかった。Reid は永田やアティマクが演習問題に投げていた話題を追求している部分が結構あって面白い:rofl:

11/03/2022

漸くここまできた。

12/03/2022


今日は何をしていたのかがわからない. いつの間にか塾に行って化学を勉強し, s軌道らへんの話を聞いて, アトキンスだったかな?が気になるところ. まあ6000Yも出すぐらいならハードカバーの数学書を買う金の足しにするが. それ以外本当に空虚な時間を過ごしていた気がする.

新学期のことだしゼミというものを一度体験してみたいね. 圏論とか,,,,,,壱大整域を読んだり. 今年でなければ主催も厭わないんだけど.

 

13/03/2022

 

今グロの著作の中で1番読めるのはSome aspects of homological algebra だけど読みづらい。僕にとって読みづらい原因として、行間に対し、命題として扱われているものが非常に少ないということなんだけど(それぐらい流し読みできるようにならなきゃいけない ということだと思うが)、対してSGA、EGAはそうでもないと感じるんだよね。まあそれは書式設定だけの話であって、歴代の数学者がEGA,SGAが非常で難解であったがために、Hartshorneの登場に歓喜したというが、例に漏れず自分もその行間の広さには心を痛めた。

Some aspects of homological algebra はもしかして全部読むものじゃなかったりする?主定理だけ追うもの?


14/03/2022

なんか小論文を書かされたが, 前日偶々流れてきたツイートに対し抱いていたお気持ちが役立つ内容で楽だった. 

arXiv にあった simplicial sets 入門を少し読むなどした. 図が非常に多く幾何的イメージがしやすかったとだけ. Simplicial complexes の定義のお気持ちを理解できたとは感じられない.
面白いsimpicial sets の pdf 有れば教えてください。

無難に HTT や Reihl を読んでおけというのはそうなんだよな。